~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

2011-01-01から1年間の記事一覧

◆7月震災ボランティア2日目

今回の作業の初日は、2階3階の教室の片付けであった。1階は既に別のグループが先週から片づけを始めており、少しずつきれいになりつつはあるが、子供たちが使っていた教材などは、できるだけ洗って乾かすように干してあった。それも難しいものは、教室の…

◆7月 2回目の震災ボランティアに参加

金曜日から東松山震災ボランティアの会に参加して、2度目の東松島市へ行ってきた。東松山震災ボランティアの会は、4月から定期的に東松島市の児童養護施設支援の会と連携し、今回で10回目のツアーになる。民間の有志で立ち上げたボランティアチームで、…

◆陸前高田市で描く「面影画」

陸前高田市でテントを設営し、六月から3ヶ月間滞在の予定で、「面影画」を描き続けている人がいる。月日の私のブログで紹介した『山里の記憶』の著者、黒沢和義さんである。「面影画」とは、今回の震災で亡くなった方々の思い出を絵に焼付ける作品とも、遺…

◆歴史が動くということ

先週の火曜日、出張で八戸まで移動時間だけで往復八時間の日帰りをした。八戸も3月11日の日は津波の被害があり、海岸沿いの工場などはかなりの被害を受けた。八戸市内の死亡は1人であるが、家屋の全壊または半壊が約1000世帯、床上浸水約1600世帯、避難所69…

◆東松山震災ボランティアの会 その3

さて、このボランティアツアーのオプションに被災地の様子を実際に見てくることがあった。土曜日の朝は、東松島市の被害が大きかった大曲地区と野蒜地区を見てきた。日曜日の朝は、東松島の隣に位置する、石巻と女川にバスで行ってもらった。初日もバスで北…

◆東松山震災ボランティアの会 その2

5回のツアーに皆勤で参加しているという「アニキ」というあだ名を冠せられた人がいた。この方は、身長148cm私より一つ年上の、何と女性である。女性に「アニキ」とは何と失礼な、とバスの中で聞いた時には、正直に思った。しかしその後、その思いは間違い…

◆東松山震災ボランティアティアの会

10日(金)の夜から12日(日)にかけて、東松山震災ボランティアの会のツアーで、宮城県の東松島市にボランティアに行ってきた。東松山震災ボランティアの会は「まちカフェ」を立ち上げた松本浩一さんが代表となっている、民間のボランティアの会である。4…

◆まちカフェの進化

東松山の「まちカフェ」を何回か紹介してきたが、昨年10月にオープンして半年のうちに、思った以上に進化していた。下記のブログに、紹介されているので、是非見て欲しい。http://blogs.yahoo.co.jp/econet51/archive/2011/2/7昭和カフェ(男の手料理、座る…

◆震災後、あなたは何をしたか

先週の日曜日、東京社会福祉士会の総会があった。テーマの一つに、東京社会福祉士会による、東日本大震災への取り組みが上げられていたが、その中で池田恵理子さんの話が心に残った。、彼女は、阪神淡路大震災の時の2ヶ月間に渡る現地での被災者支援の体験…

◆震災後、あなたは何をしたか

先週の日曜日、東京社会福祉士会の総会があった。テーマの一つに、東京社会福祉士会による、東日本大震災への取り組みが上げられていたが、その中で池田恵理子さんの話が心に残った。、彼女は、阪神淡路大震災の時の2ヶ月間に渡る現地での被災者支援の体験…

◇震災と「ポエトリーcafé武甲」

85歳になる伯父が骨折し、入院していると聞き、お見舞いに行ってきた。その途中で、昼食を食べに秩父市内の「ポエトリィカフェ武甲」に寄って来た。このカフェは、詩をテーマにしたカフェで、店内には詩を中心とした本を始め、数多くの文芸関連の本が置いて…

◇まちカフェ その2(東松山市)

昨日の朝日新聞埼玉版に、東松山の「まちカフェ」の話題が載っていた。東松山に避難してきた福島県の方が、「まちカフェ」の場を核に、主体性を取り戻している。「まちカフェ」は、私がスリーデーマーチの時に、偶然見つけて1時間ほど立ち寄った所であり、高…

◆廃校を生かす その2

廃校の生かし方を考えてみた。1、集いの場として 地域には、集会所が既にあるが、学校の校庭や教室の広さや、過去に過ごした思い出の場ということでは、大きな魅力がある。 特に、学校という場は、その学校の卒業生でなくても、誰でも共通感覚や共通体験に…

◆都幾の湯ハイキング

昨日、ときがわ町の都幾の湯「四季彩館」の主催したハイキングに参加してきた。「温泉とB級グルメを楽しもう」と言うテーマで、案内のビラには、「エコとチャリティー・自分の足でハイキング、昔ながらのむすびめし、薪で沸かした温泉、収益金は東北地方へ…

◆廃校を生かす その1

先週の土曜日「山里 文化研究所」の総会に参加してきた。NPOの総会に参加するのは初めてだった。特に、昨年度は「第1回埼玉県NP0大賞」受賞の快挙や大東文化大学との協働事業「源流の森づくり」等が大きな成果として報告された。また、新年度事業予算や廃校…

◆山の上で「むすび飯」を食べ比べ

5月4日「NPO法人ときがわ文化研究所」の震災以来久しぶりに参加してきた。年度代わりで、何かと気ぜわしく、参加するまで、気持ちが盛り上がらなかった。このブログも一時のモチベーションからすると、かなりのスランプだったように思う。この日の内容は「…

◆高校35年生

昨日、高校3年の時の担任だった折原利男先生が退職と同時に上梓した『現場からの教育再生/言葉で拓く学びの豊かさ、可能性』という本の出版記念パーティーがあった。先生は私達が高校3年の時に29才で、その4年前に我が母校に新任教諭として赴任してきて…

◇「まちカフェ」その2(東松山市)

実を言うとこの4月に異動があり、慣れない職場でかなり疲れ気味である。震災以来、プライベートでもバタバタしており、今振り返っても、とても平常心とはいえないこの一ヶ月だった。このブログを始めて丁度100回の記事を過ぎたところでもあり、少し肩の…

◆雨にも負けず

被災地を中心に、岩手県花巻市出身の宮沢賢治の詩が、静かなブームをよんでいるらしい。東北地方から関東地方の東日本太平洋沿岸部襲った地震と津波、そして原発・・・・厳しい気候の東北にの農村に生まれ、自然に向き合う農民の力となる、強く優しい心、そ…

◆尾木ママの特別授業「 人間、生きる、命、」

金スマで放映された、尾木ママの名古屋の女子高での特別授業が、とてもよかった。以下のブログで、かなり忠実にレポートされていたので、参照してもらいたい。http://mycuecame.seesaa.net/article/194065606.html授業のテーマは、「 人間、生きる、命、」そ…

◆尾木ママが見てきた被災地

先日の金曜日、TBSの金スマの特番で「いま日本の未来のために 教育評論家~尾木直樹~」という番組をやっていた。おねえ言葉で「尾木ママ」とあだ名された尾木直樹氏は、この番組では「リアル金八先生」として紹介されてた。20年余り私立高校や公立中学校…

◆サッカー日本代表 vsJリーグ選抜

サッカー日本代表とJリーグ選抜とのチャリティーマッチが行なわれた。この試合を通し、東北関東大震災への被災者に対し、義援金の募金がサッカーJリーグ界をあげて、盛大に行なわれた。スポーツ界に関わる選手一人ひとりが、「何か自分にできることを」と…

◆震災後の職場のマニュアル

木曜に、他の区の職員との情報交換する機会があった。テーマの一つに、3月11日の地震の時の対応についての話がおのずと出ていた。各区での被害の状況や、その後の帰宅難民の状況は、交通機関やその地理的な位置によっても差があるが、私の職場と比べること…

◆避難民がやって来た

今日職場で、被災地から避難してきた人の障害福祉サービスの利用について、3件ほどの相談が寄せられた。避難所への集団での避難ではなく、親戚などを頼っての避難は、まとまってはいないが点在している。一人は千葉市の働いていた工場が泥流化現象で被害を…

◆さいたまスーパーアリーナが避難所に②

埼玉スーパーアリーナでのボランティアは、新聞やニュースで流されるものと、現地での対応に多少差があるようだ。「ボランティアや物資受付中」というニュースで、「受入れ窓口は埼玉県社会祉協議会」としているのに、そのホームページには、一貫して、以下…

◆さいたまスーパーアリーナが避難所に

昨日、震災後初めて大学生の娘が帰省し、元気そうな顔を見て、ほっとした思いがした。神奈川県西部で一人暮らしをしている娘も、3月11日は大変な一日だった。小田急線内で地震にあい、電車はその後完全ストップ、車内から近くの駅まで誘導され、それから…

◆計画停電3日目

今日は、夕方、関東地区に大停電の恐れありとのニュースが流れ、慌てて帰ってきた。間の悪いことに、今日は財布と携帯を家に忘れ、「もし途中で電車が止まってしまったら」との不安で、気が気でなかった。電車は案の定すし詰め状態、それでもパニックや怒声…

◆天を恨まず、運命に耐え、助け合う

朝日新聞3月6日の「ザ・コラム」に「逆境のジャパン/立ち向かう姿に賛嘆のまなざし」というニューヨーク支局長・山中季広氏の記事に、ちょっぴり感動した。今回の東北関東大地震の被害や福島原発の惨事もあり、今世界が日本に注目している。日本ほど周到に…

◆震災直後、情報の有無が命取り

震災が起きてから、丸4日。この間、正確な情報を必要な人に対しきちんと流すことの大切さを、強く感じている。先ず、私の働いている自治体での情報提供。私はこの自治体職員で、当日も第一次動員として、待機させられていたのだが、避難所開設などの情報や…

◆「ヤシマ作戦」への協力

今回の東日本大震災は、関東各地でも爪あとを残しており、その後遺症にじわじわと締め付けられる。今朝駅に行くと、電車がストップしていたため、職場には行くことができなかった。仕方がないので、防災グッズを確認したり、福島原発のニュースなどを見なが…