~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆さいたまスーパーアリーナが避難所に②

埼玉スーパーアリーナでのボランティアは、新聞やニュースで流されるものと、現地での対応に
多少差があるようだ。

「ボランティアや物資受付中」というニュースで、「受入れ窓口は埼玉県社会祉協議会」としているのに、
そのホームページには、一貫して、以下のようなアナウンスがなされている。
>【3月19日(土)14:15現在】
>・さいたまスーパーアリーナでのボランティア、物資は受け付けておりません。

今朝の新聞には、避難者約2500人に対して、1000人を越えるボランティアが集まり、人数が足りた時点で
打ちきっているとのこと。

現地のボランティアに関わっている人が流しているツイッター等の方が、リアルな情報を提供している。
http://togetter.com/li/113813

色々な情報を私なりに分析してみると、全体的には人・物資共に供給過多。
実は多すぎて、受入れ対応さえままならない。
しかし、医師、看護師、カウンセラー等はまだまだ不足。
物資なども、一部の人達にとって必要なものはまだ足りない、といったところであろうか。

公的なボランティア受入れ窓口の埼玉県社会福祉協議会の対応以前に、現地にボランティアや物資が
どんどん集まってしまい、現地の混乱の中でボランティアステーションを立ち上げ、ニーズを把握しながら
組織化をしていったようだ。

ある程度組織化されたチーム以外にも、自主的に動いているグループや個人(その場で認められたもの、
認められていないもの)の活動もあるようだ。
更には、側面支援や、便乗でその周辺で活動を展開しているグループも多いようだ。
善意での自主的な活動が殆どであろうが、一見その区別がつかないので、悪質な募金等がないことを願いたい。

結局、この連休中、スーパーアリーナでのボランティア参加はできなかったが、今できることは募金や節電、
買い控えをするぐらい。
それでも、現地まで足を運んだことは、良かったかなと思う。

買いだめではないのだが、灯油が残りわずかだったため、一昨日から近くのガソリンスタンド等を
リサーチし、今朝1缶の灯油をホームセンターで整理券を手に入れて購入できた。
一部のガソリンスタンド等では、朝早くから整理券を求めて並んだ人の間で、トラブルが発生していた。

そんな中、買い控えの啓発ポスターが注目されているようで、上に貼り付けておいた。

一人ひとりが当事者だ。こんな時だからこそ「頑張ろう、日本!」「頑張ろう、みんなで共に!」