~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「コミュニティサロンひだまり」

昨日は、16年来の社会福祉士の仲間で作っている会の会合と忘年会。
2次会にも参加し、久しぶりに帰りは最終電車でした。
今週は、水、木、土曜と帰りが11時を回り、12時を過ぎたのも2回と、お疲れモードです。

さて、水曜日に参加したコミュニティ・カフェ研究会で聞いた内容の報告です。
先ず聞いたのが、川口市にあるNPO法人志民アシストネットワークの「コミュニティサロン・ひだまり」
代表の山田たみ子さんの話。
以前山田さんは子育てしながらミニコミ誌の仕事をしており、地域でユニークな活動をしてる人の取材から、
「この人達を結びつけていったら、きっと素敵な街になるだろう」と思っていたという。
そして女性の生きがい作りやコミュニティ作りを目指した会を発足、最初は郵便局の2回の会議室を借りて
月1~2回の講座や勉強会、ボランティア体験や施設めぐり、公園のフラワーキーパー等山田さんの関心あるテーマで会を進めてきた。
会の活動も活発になると、拠点が欲しいということになり、10年前に民間の公民館のイメージで、
市の住宅つき店舗を借り受け、山田さんが個人時業主で開始したのが「コミュニティサロン・ひだまり」である。
コミュニティ作りは、地域のニーズを受け、対応する事業を生み出す。2003年には、まちつくり、国際支援、中間支援のNPO法人を立ち上げる。
大型マンション内のコミュ二ティ京成支援の企画運営等も行っているのが面白い。
2009年からは埼玉県の地域支えあい推進事業を受けて「安心おとどけ隊」サービスを開始し、介護保険
隙間を埋める有償ボランティアの事業を展開している。
補助金を得ることで、県のお墨付きと制限の両者が生まれ、導入するに当たっては反対の意見も多かったとのことであるが、着実に利用者は増えているとのこと。
地域の人材やニーズを結び付けていくこと、継続は力なりということ、補助金事業を受ける場合の悩みなどを学んだと思う。