◆「公共性」と「リローカリゼーション」その3
「リローカリゼーション化」の事例がレジュメに載っていた。
経済のリローカリゼーションとして、
①金融のローカル化⇒NPOバンク、マイクロクレジット、
②通貨のローカル化⇒地域通貨
③住居や建築のローカル化⇒ストローベイル・ハウス、
④交通のローカル化⇒市電、自転車
⑤福祉のローカル化⇒公共福祉、
⑥農村(コミュニティ)の復活⇒農村共同体の再生、相互扶助の復活等
これらが、これからのソーシャルビジネスのチャンスとしている。
日本における、オーガニック運動や、産直運動、地産地消、里山運動等は
世界にも誇れるローカリゼーション運動なのだそうだ。
「コミュニティ・カフェ」もローカリゼーションの動きの中で捉えることができる。
世界的にも、フェアトレードタウン、コミュニティガーデン、コミュニティレストラン等
が運動として広がり、その日本的なものが「コミュ二ティ・カフェ」ともいえるだろう。
新しい地域の新しい「公共」の核の役割を担い、全国にここ数年で数万件と広がったのだ。