~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆「公共性」と「リローカリゼーション」その2

ローカリゼーション」とは、「グローバリゼーション」の弊害に対する
アンチテーゼとして登場した。
特に経済分野における弊害、つまり自由な市場経済の行き過ぎや、地球環境の破壊、
格差の拡大等により、共同体(地域や農村)の破壊が促進されたことに対して
「No!」を突きつけたのが、「リローカリゼーション」なのである。
「リローカリゼーション」は2つの方向性があり、①共同体(地域や農村)の再生と
②地球の再生であり、共同体(コミュニティ)において、衣食住あり方を考えることが
地球のことや世界の人々のことを考えることにつながっているという。
これは、地域に「互助精神」が復活することでもあり、皆が話し合うことから生まれる
英知・分かち合い・互助精神は、すなわち「公共圏の回復」ということでもある。
そのような訳で今、様々な分野で「リローカリゼーション」の動きが活発化しているのだ。