~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆避難民がやって来た

今日職場で、被災地から避難してきた人の障害福祉サービスの利用について、3件ほどの相談が
寄せられた。
避難所への集団での避難ではなく、親戚などを頼っての避難は、まとまってはいないが点在している。

一人は千葉市の働いていた工場が泥流化現象で被害を受け、閉鎖となり、自宅待機となってしまった
軽度の知的障害者
一人は小学校低学年の障害児をかかえて、転校なども含めた社会資源の相談。
もう一人は、脳出血で後遺症が残った中途障害の方のデイサービス(介護保険)に関する相談。

皆、福島県や千葉県で生活していた時と同様なサービスを受けたいとの相談だ。
また、住む場所も変わり、親戚に居候のような形で避難しているので、住む場所にも困っている。

やはり障害者、高齢者、女性、子供等は災害弱者といえる。
途方にくれている人達の相談に乗ることは、とにかく大変だったこの10日間を理解し、真摯に耳を傾けるしかない。
スーパーアリーナに行き、その雰囲気だけでも感じていたので、このような話を聞くと、その大変さが、
少しでも肌に感じて、より共感できるような気がした。

避難民の2割~3割は災害弱者なのだ。