◆地震の怖さを初めて痛感
昨日3月11日午後、東北太平洋側と関東地方にかけて起こったM8.8の大地震は、その後に
津波を伴い、時間が経つにつれどんどん、被害が膨れ上がっている。
私も勤務中、2度にわたる大きな揺れに、区民を誘導しながら庁舎外に非難すること2度。
5分以上にわたる大きな揺れに、大いに慌てさせられた。
その後、電話が殆ど通じなくなり、断片的に入ってくる仙台や三陸の町の惨状に、殆ど仕事には
ならないような状態であった。
区内でも震度5ほどの揺れが記録され、余震も続いていたことから、私も含め「緊急時第1次動員に
指定されている職員は職場待機」との指令が出された。
係り内でも鉄道が前面ストップで帰宅できない職員を含め、インターネットや携帯のワンセグ等で
情報を収集しながら、緊急指令に備えた。
区内に緊急避難場所として、一人暮らしの方や帰宅困難者のために、区内の小学校を解放。
その対応の人員配置からは免れ、夜10時半に開放されたが、JR全面ストップのため、
結局職場で一晩を過ごし、今日のお昼ごろに帰宅することができた。
朝、防災担当に情報確認したところ、区民施設で棚や器物の落下などは多くあったものの、
大きな被害は出ていないようだ。
障害者の緊急の電話相談なども上司と相談したが、間接的な緊急対応ラインはつながっている
ため、自宅待機でということになった。
普段あまり話したことがない職員と一晩過ごし情報交換し、防災の炊き出し等もしながら思った
ことは、やはり普段の準備と、仲間との協力関係の大切さだった。
被災された方が、一人でも多く、一刻も早く、救助される事を祈るばかりである。