~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇訪問福祉美容事業「うさぎ」

先日の「コミュニティビジネス入門」のもう一つの事例は、コミュニティビジネス
起業コンペで評価された、訪問福祉美容事業「うさぎ」の報告。
この事業を、まさに起業している最中の土屋惠子さんの、直接の話を聞くことができたのは、
これから起業を目指している、私たち受講生にとっては、大きな収穫であった。

彼女の経歴は、美容師、ヘルパー、認知症の介護職員、ケアマネジャー等の経験を持っている。
その中で、訪問美容の経験もあり、老人ホームに入所している高齢者や、障害者施設で生活
している障害者や通所者に、訪問しての理容や美容の需要をキャッチし、事業家を思い立った。
この企画が、ソーシャルビジネストライアル関東リーグ「コミュニティビジネス企業プランコンペ
in埼玉/新潟2010」で評価され、この後押しを得て、今回企業の運びとなった。

⑦の組織については、法人ではなく、個人事業主として開始するそうだ。
ある程度軌道に乗ったところで、法人化を考えたいと言っていたが、そのあたりに関しては、
会場から意見やアドバイスが出ていた。
個人事業より、法人化した方が安定し負担が少ないという意見だったと思うが、私にはその
違いがいまひとつ、実感を伴って理解できないでいる。

施設でカット1人当たり1500円で想定。1年後、3年後、5年後と将来展望を描き、
最終的にはリラクゼーションを目的としたサロンをオープンする夢がある。

やはり、自分の棚卸し(動機の部分)に関する質問が出ていた。
会場からも、かなり厳しい目で見ている質問が多く、これがビジネスなんだなと思った。