~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「元気スタンドプリズム」

幸手団地で小泉圭司さんが事業を展開している「元気スタンドプリズム」は、私がこのブログを始めた10年前から既にその名前を知っていた。

コミュニティカフェなら、幸手で頑張っている若い男性がいるよ」と、東松山の「町カフェ」を始めた小川高校夜間部の松本先生に教えてもらったのが最初だったと思う。

◆実際にお会いしたのは、3年半前のコミュニティカフェ全国大会に参加した時だった。確か、事例発表の一つでお話を聞き、その後打ち上げで隣の席になった小泉さんから裏話等も聞かせていただき、フェイスブックの友達になった。

◆そのようなこともあり、現在の「元気スタンドプリズム」の様子も少しはかじっていたが、今回の話を聞き、これまでのことやこれからのこと全体を理解することができた。

◆興味を惹かれたのは、できることは何でもチャレンジしていき、介護保険等の公的サービスではできないその手前のサービスを組み立ていること。例えば、お互いが支え、利用者にもなる「幸せ手伝い隊」「暮らしの保健室」「在宅あんしんくん」「セニアカーの貸し出し」「しあわせすぎキャバレー」(ホステスさん役が保健師等の専門職)で相談事業を兼ねる等。キャバレーはテレビでも紹介されたことがあり、福祉や介護を嫌う男性も、積極的に行きたくなる仕掛けとして大好評だという。

◆事業もこの3年半で発展し、高齢者の働いてもらう場の「元気スタンドぷライス」、そして11月からは子育て支援と世代間交流の場「元気スタンドプレイす」を立ち上げ、団地内にコミュニティモールを作り出した。

◆素晴らしいのは、幸手、杉戸を中心にした地域資源の繋がり「緩やかなインフォーマルサービスネットワーク:しあわせすぎステーション」へと面に広がっていうることである。地域には人と人とを繋いでいる「コミュニティデザイナー」(山崎亮さんより)が沢山おり、この仲間が地域作りのコンセプトを共有することで、明らかに地域を変えることができるのだ。

◎今回の学びから私が実践する事

①高齢者、障害者の働く場所の、一つの仕組み(有償ボラという形)

②コミュニティデザイナーのネットワーク作り