~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「ふれあいの居場所」

「ふれあいの居場所」というホームページにも「コミュニティ・カフェ」の情報が載っている。
これは山形県での「コミュニティ・カフェ」の情報なのだが、堀田力さんがバックアップしているようだ。

さわやか福祉財団理事長の堀田力さんの考えには「居場所」という概念がある。
これは即ち「集いの場」なのであるが、「集う」というよりもっと自然体なのがいい。

「ふれあいの居場所」の4つの分類には、
①自然発生タイプ
②単独タイプ
③カフェタイプ
④併設タイプ

①の「自然発生タイプ」には、「公園のベンチ」なんていう事例も掲げている。
まさに自然発生の居場所は、所かまわず存在していることが分かる。
先ず「コミュニティ・カフェ」ありきとの考え方に対して、発想の転換を投げかけているようにも思える。
②の「単独タイプ」には新潟の河田佳子さんお所の「みんなの縁側」はこのタイプ。
これはこれで、自宅の開放型から、公民館のような場を借りる、空き家を借りる等の幅がある。
③はご存知、「集いの場」を意識した、カフェやレストランタイプ。
④は他の事業を展開が先にあり、その結果として拠点を設けてきた、複合的なケース。

コミュニティビジネスから「コミュニティ・カフェ」を考えると、事業としての傾向が強くなるが、
このような「居場所」としてスタートすると、私の心の中で、ストンと落ちるものがある。

たぶん「コミュニティ・カフェ」の歴史の中でも、①⇒②⇒③⇒④と進み、法人化や、
コミュニティビジネスの観点からの参入などが出てきたのではなかろうか?