~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆山の上で「むすび飯」を食べ比べ

5月4日「NPO法人ときがわ文化研究所」の震災以来久しぶりに参加してきた。
年度代わりで、何かと気ぜわしく、参加するまで、気持ちが盛り上がらなかった。
このブログも一時のモチベーションからすると、かなりのスランプだったように思う。

この日の内容は「山里ハイキング」。新緑の山里を堂平山から笠山までの往復ハイキングで、
帰りにワラビ狩が体験できる企画である。
私個人の楽しみにしている目的の一つに、ときがわ町の「むすびめしで町おこし協議会」が企画
している、むすび飯をリサーチし、試しに味わってみることである。

集合が9:30だったので、それに間に合うように買うことができる店を何箇所か訪ねてきた。
先ずは、ときがわ町役場の隣に位置する「前澤屋」。紅白饅頭を赤飯で握ったスイーツ系むすび飯
「縁結び」を3個と塩飴を購入。
次に、有名な「とうふ工房わたなべ」にあるはずの「ベテランクラブ」による「健康美肌むすびめし」を
手に入れたかったのだが、最近は入荷していないとの事でした。
「なかなか、日常的に置いておくだけ生産の余力がない・・・」との話も聞かれ、「むすびめしで
町おこし協議会」も順調には進んでいないようである。
続いて「やすらぎの家」にだめもとで「山菜おこわむすびめし」が手に入らないか訪ねてきた。
というのも、11時から営業ということで、とにかくリサーチと思い訪ねたのだが「ちょっと待って
てくださいね」と言われて5分、すぐに「山菜おこわむすびめし」を握ってくれた。

笠山から5分の笠山神社の頂から下界を眺めながら食べたむすびめしは、コンビニのおにぎりとは
比べ物にならない美味しさだった。
「前澤屋」の「縁結び」は大変美しいユニークなおむすび。おすそ分けした女性陣に大好評だった。
「これはむすびか、それともおやつか?」と真面目な議論が自然と沸いた。
「山菜おこわむすびめし」は、おこわと山菜のコラボが野外で食べる弁当としてドンピシャリである。
男としてはもう少し大きめだと満足度が増すと思ったのは、贅沢な要望か・・

2種類だけ食べただけでも、大変幸せな気持ちになった。
「むすびめしで町おこし協議会」の試みは、軌道に乗れば、大変面白いはず。
日本人にとってむすびめしは、ふるさとの味、お袋の味、必ず回帰する食べ物だと思った。