◆付加価値をいかに生み出すか
「福祉分野のコミュニティビジネス成功の秘訣」で永沢映先生が述べていた、「付加価値」を
いかにに打ち出すかということを、「山里文化研究所」の活動する町で考えてみたい。
①対象はニッチの部分を追求するという点
・山里を守るというだけでは、CBになりずらい。草刈体験や間伐を体験し、何か山里の
文化や里山の大切さを、体験しながら学べるような仕組みを作る。
・町の自然や資源(天文台、キャンプ場、歴史のある寺、カヌーに乗れる、馬に乗れる等)
を中心としたエコツーリズムを企画する。
・山里ならではの製品(わさび漬け、竹墨、墨塩等)を製品として、大々的にブランド化
する。事実、この地域の有名な豆腐屋では、観光バスが立ち寄るぐらいに集客力がある。
・「むすび飯マップ」というビラが作られていたが、「むすび飯」で町興しを仕掛ける。
②地域の課題を掘り下げるという点
・高齢化や跡継ぎの流出
・終末ならここで過ごしても良いという、都市および周辺部の人々。
・都会で体験できないことへの憧れ
・手作り、体を動かし汗をかくことの不足
・木の村やローカル線へのロマン
・この町を選んで住み着いた新住民もいる
・古民家の利用
これだけ案を挙げると、何か形にできそうな気もする。
半分は、想像や受け売りなので、実際に見て聞いて、調査も必要。