~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆山里の暮らし

昨日は、私の参加していた、旧森林ボランティアの忘年会に参加してきた。
(残念ながら森林ボランティアの会としては昨年解散)
忘年会といっても、秩父小鹿野町で山里の暮らしを選択実践している
仲間「きのこさん」の家での合宿である。
本当は土曜日からの集合で、一泊の予定だったが、私は二日目の朝から合流し
薪割りを楽しんできた。
ここでも出た話題は、やはり町の若者の仕事がないことである。
山里での暮らしを求めている若者もおり、「きのこさん」とも交流がある。
しかし、空いた畑を貸し出し補助金が出ても、野菜生産等を継続していくことも、
今や販路を工夫しなくては難しい。
また、地元に作られたバイクセンターや緑の村等の施設も沢山あるのだが、そこをを
拠点にし、山里の暮らしを体験できるような何らかのコミュニティ・ビジネスを作り出し、
有志ある若者が何とか生活できるような支援をしたい、という話が出ていた。
確かに、森林ボランティアの仲間のように、釣りを愛し、源流の清掃活動等に心と
体を動かす人も多い。
山里にしか残っていない資源や自然、またそこで生活している
人々の文化を残して生かしていくことは、切実な課題でもある。