◆計画停電3日目
今日は、夕方、関東地区に大停電の恐れありとのニュースが流れ、慌てて帰ってきた。
間の悪いことに、今日は財布と携帯を家に忘れ、「もし途中で電車が止まってしまったら」との不安で、
気が気でなかった。
電車は案の定すし詰め状態、それでもパニックや怒声などはなく、遅れてはいたが止まらずにすんだ。
駅毎の「降りる人がまだいます!」の一言が、かなり効果があった。
こんな時、見ず知らずの人の間でも、必要な場面での声掛けは、とても大事なことだ。
計画停電も3日目、私も2回真っ暗な夜を体験した。
駅の階段から真っ暗な、異世界の町が広がる。
このような時間帯、一人暮らしの人はどんなに不安なことであろう。
「コミュニティ・カフェ」でキャンドルナイトのような企画をしていたところがあったように思うが、
何人かでろうそくや、懐中電灯を持ち寄り、キャンプ気分で過ごす時間等も、あっていいかもしれない。
一人ではないこと、明かりがあること、温かいことは、人間に必要なことだ。
電気のありがたさを、痛感。
天地人 災禍にくすぶ 沈丁花