~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆サッカー日本代表 vsJリーグ選抜

サッカー日本代表とJリーグ選抜とのチャリティーマッチが行なわれた。
この試合を通し、東北関東大震災への被災者に対し、義援金の募金がサッカーJリーグ界をあげて、
盛大に行なわれた。

スポーツ界に関わる選手一人ひとりが、「何か自分にできることを」と考え、団結し、確実に支援の
力が広がっている。
これは、スポーツの社会的な力であり、とても素晴らしいことだ。
カズがゴールをした時や、終了後のコメントには、素直に感動を覚え、会場も大興奮だった。

地元が岩手県大船渡の鹿島アントラーズの小笠原選手などは、被災地にも駆けつけた。
実際に目の前に広がる被害の甚大さに打ちのめされ「サッカーなどやっている場合ではない・・・」と
一度は選抜を辞退したのだそうだ。
しかし、被災している人達に「是非選抜チームの試合に出て力一杯プレーして欲しい」と逆に励まされ、
この試合に参加することになった。
その後、小笠原選手は、このチャリティマッチが見れるよう、避難所の人達に1ケ所1台でもよいから、
テレビを届けたいと、働きかけをしてきたそうだ。

今回の被災は本当に悲惨で大変なことだが、本当に大事なものは何かということを、私達に教えてくれて
いるようにも思えてならない。

このような勇気付けられる話題を目にすると、復興は必ず成し遂げられると確信する。
しかし一方、原発の制御は思うように進まず、目に見えない恐怖と不安は増大していることが、何とも
悔しく残念なことだ。