~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「ほっと村」

コミュニティビジネス実践セミナーの第1回「コミュニティビジネスシンポジウム
~商店街活性化のCB事例~」に参加してきた。

先日お話を聞いた、NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターの代表理事永沢映氏が
コーディネーターで、パレルディスカッションとして、①小平市の「㈱タウンキッチン」の
北池智一郎氏、②相模原市の「㈱すこやかプラン」の阿部毅氏、③東京都北区赤羽の「ほっと村」
の古賀由希子氏が報告をしてくれた。

東京都北区赤羽の「ほっと村」は、古賀由希子さんらを中心として、女性参画の講座「持続可能な
暮らしと社会」を受けた仲間で「子育て世代で何かできるかを考える会」がきっかけとなっている。

2007年2月、北区赤羽で居酒屋の空き店舗を借り受け「明日をつくるこどもたちと食と農をつなげたい」
をモットーに「ほっと村」をオープンした。
柱となっている事業は「赤ちゃん八百屋」と「食育ひろば」。
「赤ちゃん八百屋」はコミュニティカフェや北区の友好都市群馬県甘楽町有機野菜直売、給食の
残骸をコンポストで堆肥化し甘楽町に送るなど「都産都消」の考えを提案している。
「食育ひろば」は台所、食卓、参加型ひろばの場を提供し、「一緒に食べると仲良くなれる!」
と食育や共育の大切さを地域に訴えている。

このような女性主体のネットワークやサークルは全国各地に多い。
子育て中という女性の弱い立場(地域の課題や生活のニーズ)を絆に生まれた会は、額に母の強さ
を併せ持つ。
会の運営は任意団体のようだが、主婦の力で展開している。
北区の中に畑をつくるのが夢」と言っていた。