~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「シニアふれあいサロンin西門」

コミュニティビジネス実践セミナーの第1回「コミュニティビジネスシンポジウム
~商店街活性化のCB事例~」に参加してきた。

先日お話を聞いた、NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターの代表理事永沢映氏が
コーディネーターで、パレルディスカッションとして、①小平市の「㈱タウンキッチン」の
北池智一郎氏、②相模原市の「㈱すこやかプラン」の阿部毅氏、③東京都北区赤羽の「ほっと村」
の古賀由希子氏が報告をしてくれた。

「㈱すこやかプラン」の阿部毅氏が作ったのは、コミュニティ・カフェ「シニアふれあいサロンin西門」。
阿部さんは、永沢さんの教え子に当たるコミュニティビジネスアドバイサー’コーディネーターでもある。
ここは名前の通り、主にシニアを対象に、元気で楽しいセカンドライフを応援している。
パンフレットには「中高年の青春スペース:シニア世代が歌や語らい・趣味の会で楽しく過ごせる
たまり場を開設しました。仲間の輪を広げ、ともに生き甲斐作りを探してみませんか?
お一人でも、またお友達を誘いあって気楽にお出かけ下さい。」と呼びかけている。
メニューとしては、「おしゃべりサロン」「歌声サロン」「カルチャー教室」「たまり場」などがある。
また、市内にある岡本太郎のモニュメント「呼ぶ赤い手青い手」をシンボルに街作りも目指している。
新宿の歌声喫茶「ともしび」の歌手や演奏家を定期的に呼んでしまうなど、その企画も本物志向。

講演会に参加している人へアドバイスとして、
①好きなことから取り組もう
②より身近な課題を見つけよう
③ビジネスとして、継続していくことに意義がある
④(地域の社会資源は)ないもの探しではなく、あるもの探しをしよう

設立して3年、事業はやっと赤字からとんとんに移行しつつあるとの事。
運営にも、真直ぐで堅実且つ苦労人らしい阿部さんの人柄がにじみ出ていると思った。