~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆コミュニティビジネス実践セミナー

コミュニティビジネス実践セミナーの第1回「コミュニティビジネスシンポジウム
~商店街活性化のCB事例~」に参加してきた。

先日お話を聞いた、npo法人コミュニティビジネスサポートセンターの代表理事永沢映氏が
コーディネーターで、パレルディスカッションとして、①小平市の「㈱タウンキッチン」の
北池智一郎氏、②相模原市の「㈱すこやかプラン」の阿部毅氏、③東京都北区赤羽の「ほっと村」
の古賀由希子氏が報告をしてくれた。

このようなセミナーに参加するもの、今年になって3回目。
今、地方都市でも、東京の下町でも、シャッター街や空き店舗の課題が横たわっている。
CBを地域の中の起爆剤として、大きな期待となっている事が、ひしひしと伝わってくる。

今日話を聞いて一番感じたことは、「地域福祉」の問題は、究極には「街作り」であるということ。
コミュニティの地域課題や生活課題を、事業(ビジネス)の手法を使って解決していくことは、
コミュニティ・ワークそのものであり、「ソーシャルワーク」の手法を「ビジネス」という言葉に
置き換えただけのものである。
コミュニティビジネスといっても、事業性の高いものから、ミッション性の高いものまで幅がある。
措置から契約になったこの時代、コミュニティワークは、コミュニティビジネスの特殊なものとい
っても良いのではなかろうか。
コミュニティビジネスの視点から、地域課題の解決を考えると、やるべきことが明確に見えてくる。
中には収益を上げることが難しいテーマやミッションもあると思うが、このあたりは、行政との
連携や事業委託を受けることを組み合わせていけば良いのではないか。

私としては「地域の縁側」や「地域のお茶の間」的な集いの場を目指したいが、「むすびめしCB」
のようなことを考えることも楽しいなと思う。
さて・・・・