~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆乙武さんの保育園カフェ

ベストセラー「五体不満足」の著者、乙武洋匡さんがこの4月、東京都練馬区に「まちの保育園 小竹向原(仮称)」をオープンさせるというニュースが流れた。
園舎の入り口にカフェやギャラリーを設置し、周囲の住民と園児を交流させながら、地域全体で子育てをする環境をつくりたいという。
すでに都の認証を申請中で、初年度の定員は40人だそうだ。
「地域コーディネーター」と称する常駐職員を置き、地域コーディネーターは、お客に園を紹介し、地域住民と園児と親が交流するイベントなどを手がけるそうだ。


この何年間、多くの教育施設が安全を重視して門扉を閉ざし、地域との接点をなくす傾向が強まっている。

乙武さんも、昨春まで3年間公立小学校の教諭を務めた経験から「子育てに悩んでいる親や、大人の愛情が不足している子どもを地域で助ける必要がある」と実感したという。「セキュリティーに配慮しつつ、開かれた保育園にしたい」と話している。

「集いの場」は、色々な人が関わることで、相互作用がプラスに働く。幼い子供たちにとっても、その子達の若い親にとっても、パワーを得ることができる場になると思う。
交流の場、癒しの場、エンパワメントの場、日常と非日常が交わる場、そんな素敵な場になるといいなと思う。