~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆介護の仕事を世の光に

仕事始め。最近は仕事始めといっても、朝方にあちこちで新年お挨拶はすれど、後は特に
いつもと変わらず、淡々と仕事をこなす。

午後一件家庭訪問があり、ヘルパー事業所などと一緒に在宅生活を支えるためのアセスメントを行う。
ヘルパー(介護)の仕事には、盆暮れ正月や土日祝日はない。
仕事でお世話になっている事業所の所長は、1年間で二日しか休みを取っていないという。
労働者という範疇をはるかに超えた形で介護を担っている。彼らには頭が上がらない。
今日も出ていた話では、介護の仕事は4Kであるという話。
きつい、きたない、きけん、給料が安いという仕事。
1年で3割の人が体を壊したりして辞めていく。
これはゆゆしいことである。
これから、団塊の世代が前期高齢者となり、10年後には後期高齢者となる。
まさに、単身の世帯が急増し、介護が必要な高齢者が、この10年後~20年後の間にピークとなろう。
介護保険10年が過ぎようとしている今、こらからの時代に備えて、超介護社会を担う人材を
きちんと育て、安心して仕事に打ち込める条件を作り上げていかなければならないのだ。
これは特別に高給を保証しろということではない。結婚して子どもを作り、家族を養うのに十分な
生活ができる給料である。
今後、消費税などの増税はやむ負えないのだと思う。しかし、一生懸命働いても普通の
生活が送れない国なんて、絶対嫌だ。