~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「ハートフル・ポート」① 横浜市旭区

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◆「コミュニティカフェ開設講座」第3日目の講師は、横浜の旭区希望が丘で「住み開きカフェ」をしている五味真紀さんの発表だった。

◆五味さんは、6年前の2014年6月、義理の母の介護・看取りをした後で、母の部屋を使って住み開きを始めた。最初は「カフェをやろう!」という強い意志があったわけではなく、人が集まる場・誰もがやりたい事を発揮し、皆が元気になれる場つくりを強いたかったとの事だ。

◆五味さん自身、あれこれとやりたいことが多く、自称別名「妄想カフェ店主」と名乗っている。実際、開設前に通った横浜での「コミュニティ開設講座」でのセッションで行った、「100のやりたい事を書き出してみるシート」で書き出したことは、ほぼ実現させているとの自己紹介。「言葉は発することでそれを実現できる」といったコメントは、私もすごく好きな座右の銘でもある。

◆これまで、ハートフルポートでやってきたことは・・

①カフェ ②子供食堂 ③認知症カフェ ④哲学カフェ他各種イベント ⑤誰でもコンサート ⑥環境の自主グループ ⑦大人の部活動(音楽・本)⑧街ライブラリー・ブックスポット ⑨実家(熊本)での住み開き開設 ⑩飲みながら地域活動を語る会 ⑪男の手料理 ⑫ワイン会 ⑬事業を人へ支援プロデュース ⑭住み開きセミナー ⑮作詞・作曲・CD制作他・・

これだけ実践することも大変だが、集まった仲間の中で「こんなことをやりたいね~」という声を大切にし、取り組んできたからであろう。

◆ハートフルポートは「つながり」をキーワードに「3つのつながりの事業」を有機的に取り組んでいる。先ずは、「①カフェ」。住んでいる場の近くに、目的なく気楽にふらっと立ち寄ることができる敷居の低い入口があることが大事と言う。

◆次に、「②多世代交流イベント」その地域に住んで言える人にとって、子だもだけの問題、高齢者だけの問題はありえない。相互に交流することで、出会いの場、学びの場、活躍の場になっていく。これは、以前は隣近所で自然にそのようなお付き合いがあったが、今は孤立化の問題が深刻。

◆そして、「③地域の課題解決」色んな人が交流をする中で、このような場やサービス、こんなことができるといいね~という事をピックアップする。そして、住民自らが地域の課題解決に向けて行動する場になっている。このような3つの柱が有機的に絡むことで、地域の人と人とのつながりを生み出している。

◎今回の学びから私が実践する事

①やりたいことシート100の記入(企画書と共に宿題なのだ)

②「Ageo Bace」や「リルの家」での企画を3本の柱を意識して行っていく。

www.heartful-port.jp