~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆野蒜地区の集会を垣間見る

東松島から帰ってきて2週間もたってしまったが、追加で記しておかなければならない。

日曜の朝、急遽、野蒜地区の集会の場に同席することができた。
当日、10時から集会が行なわれる予定だったのだが、暑さのためもあってか8時からに変更になり、
その情報をキャッチした代表の松本さんが、急遽その場にバスを回してくれたのだ。
ツアーでは、被害が大きかった石巻や女川、東松山市の大曲や野蒜地区の見学も朝6時発で行っている
のだが、その帰りに急遽予定変更して、入れてくれたのだ。

集会といっても、野蒜地区のさらに小さな集落単位での、空き地での集会。
それでも、被災した市議会議員を中心に10世帯位の人が集まり、今後の家の改築や避難所の設置に関して、
国や自治体の支援等の情報を確認しながら、どのような選択をしていくか、とても真剣なものだった。

震災ボランティアは人海戦術としてのマンパワーの部分も大きい。
しかし、ともすると、作業に追われて、被災されたそこで生活している「人」が見えなくなる危険性も
あるように思う。
今回、土曜日にも、絵を取りに来た小学生と話ができたり、集会の様子も垣間見られ、それが私にとって
とても良かったと思う。

やはり、そのような人とのつながりを感じて、初めて、継続した支援をする意義があるように思う。

頑張ろう東日本、頑張ろう東松島