~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆10年ぶりのときがわトレッキングコース

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◆この週末土曜日の出勤の振り替えでお休みを頂き、穏やかな小春日和の中、ときがわ町へハイキング。一か月前、やや足が痛くなったのと、歩き出した時間が10時過ぎだったこともあり、旧堂平天文台の最後の天国への階段のリベンジに行ってきた。

◆このトレッキングコースは昨年の台風19号で、一部路肩が崩れ、最後の天国への階段も、修復中のようであった。平日ということで、歩き出してから天文台まで、人っ子一人会うことがなく、晩秋の穏やかな外秩父の自然を独り占めした気分に浸れた。

◆とは言え、慈光寺お参り後に車をデポして、ゴールまで2時間半、流石に最後の20分以上かかる階段の急騰は、途中2~3回休みながら登った。やっと登りついた時には、眼下の風景もさながら、達成感でいっぱいになる。

◆眼下から吹き上げるそよ風の音のみのベンチで、象印のポットジャーに入れて持ってきた具沢山の豚汁と、これまた具沢山の酢飯をゆっくりと頂いた。ここは、パラグライダー愛好者のプレスポットでもあり、何人かが空へ向けてふわりと飛び立っていく。オートバイで熊谷から来たという、60代の男性としばし歓談。今日初めて会う人だ。

◆帰りのコースを足の向くまま、白石峠下りに決めて歩き出す。このコース過去にも歩いて降りているが、何んと6.4kmのダウンヒルで、自転車族は最高の下り坂なのだが、歩いて降りる身にはかなり膝がきつい。何とかごまかしながら1時間ちょっとで国道まで降りてきた。またここから4㎞程歩いて、お気に入りの「ときがわの小物屋」に寄る。

◆ここは、都幾川に面した川岸も、cafeの庭の一部になっている。昼下がりの陽の光が川面に反射し、とても気持ちが良い。もともと古民家を回収して作ったcafeなので、密にはならないのだが、マスターも75歳を迎え「コロナにかかったらイチコロだから・・・」と、店内での営業はいていないとのこと。カウンターでのマスターとの会話が楽しみな私にとっては、少々寂しい限りである。それでも、「何か楽しい話は無いんですか?」という問いに「年末は、パワースポットでもある慈光寺と萩日吉神社の間での年越しイベントを企画中とのこと。

◆失敗したのは、慈光寺に車をデポしたこと。水出しコーヒーと晩秋の河原の風景にまったりした後、ここから、30分のまた登りが待っていた。