~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◆大山詣で

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花見をしようと、娘を誘って、伊勢原にある大山の阿夫利神社に行って来た。

大山は丹沢地域一帯と国定公園に指定され、崇神天皇(B.C97年頃)の創建と伝えられる
阿夫利神社を擁し、この地域一帯がパワースポットとしても有名でもある。

大山は1200メートルを超える山で、ハイキングコースも整備されている。
しかし、アクセスはバスで駒参道を15分登り、大山ケーブルに接続し、下社までは行けるが、上社
(本社)はそこから更に1時間以上歩いて登る。
ケーブルも最大傾斜度26度と説明があり、かなり峻険な山だ。 

帰りはケーブルでなく女坂を歩いて下りてきたが、半分ほどは昔の石の階段。
急なことに加え、段差や石の形も余りと整っておらず、手すりなどもないところが多い。
女坂がこの状況なら、男坂は如何に、といった悪路であった。
1週間前に足慣らししたのが幸いして、何とか膝に来てはいないが、ケーブルがなければ、健脚者
以外は行けないところだ。

気候も下界より寒く、一時は時雨れるくらいに雪か舞ってきた。
阿夫利神社の由来は雨降り神社ともいわれ、大山も別名雨降り山である。
相模湾からの湿気を帯びた気流と、富士箱根からの冷たい気流が、この峻険な山でぶつかり
雨を降らす地形になっているのだろう。
近くには温泉なども多く、パワースポットとしての片鱗を見た思いだ。

桜は未だつぼみであったが、ミツマタの花がとてもきれいであった。