◆不良長寿のすすめ

◆免疫学の権威でもある、順天堂大学医学部名誉教授の奥村康（奥村こう）さんの話を聞く機会があった。

◆奥村先生の事は、中野博さんのYouTubeで著書『健康常識はウソだらけ』という本を紹介しており、目から鱗の想いをしたことで、名前を知ることになった。

◆簡単に内容を要約すると、日本人は過剰な健康至上主義や清潔至上主義のために、本来体に自然と備えている免疫力が弱まっているということだ。「コレステロールはむしろ高めが良い」「降圧剤を飲むことで、かえって脳卒中が増える」「煙草は肺がんの原因にならない」「運動は緩い方が体に良い」等、これまでの常識を覆す意見を主張している。究極の言葉は「長生きしたければ、病院や人間ドックにかかるな」という言葉。◆この言葉を信じて、全員が守れば、医者や薬品業界は商売あがったりだろう。しかし、免疫力を高めることが大事というのは、この間コロナに対しても、殆ど疑いようのない真実であると思う。私は、奥村先生の言葉を信じ、完璧には守れないにしても、人生の中に取り入れていこうと思っている。