~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「べに花ふるさと館」

桶川にある「べに花ふるさと館」に行って来た。
元々この地域にあった豪農が、あとを継ぐものが居なくなり、市で買い上げをして整備して、
「べに花ふるさと館」として復興させたらしい。
先ずは長屋門の手前にあるヒマラヤ杉の大木2本に目を引かされる。
長屋門を入ると、中庭がかなり広く、地元の野菜等を並べていたり、懐かしさを感じるような
手作りの小物やフリーマーケットのようないくつかの出店が出ており、子供たちが遊ぶ姿等も見られる。
母屋には立派な古民家の太い梁のある柱に驚かされる。ここでは、手打ちうどんをはじめ、美味しい
田舎料理が食べられる。2階は喫茶になっており、地域の宴会や会合等への買出しや、落語やコン
サートなどのイベント等も行われているようである。

茶室や庭園もあり、たまたまお茶の振る舞いの日でもあり、茶道の話を聞きながら頂くことができました。
また市民リサイクルライフ『フリーマーケット』は随時、桶川市商店会連合会共催『わいわいワゴンセール』は、毎月第1日曜日、古民具・骨董品の掘り出し市『ふるさと蚤の市』は、毎月第2日曜日
などが開かれ、この日もかなり多くの人が訪れていました。

やはり、このような時代を超えてその地域に存在してきた、シンボル的な建物や空間は、何よりも
地域の共有財産である。
この財産を色々な形で生かしているところに、好感を持った。市民のまたは観光客の集いの場として
魅力ある場所になっているのだ。