◆太陽を自動操縦の燃料に
◆新しい年が明けた。これまでの年明けとは異なる、新年の幕開けだ。
◆思えば、昨年2月より始まった、中国武漢での新型コロナウィルスの感染は、瞬く間に、世界に広がった。
日本でも、横浜港で封鎖状態になっていた、ダイヤモンドプリンセス号のニュースが毎日のように流され、かなり多くの乗船者が感染、亡くなった方も出た。
2月末からの学校の一斉休校、4月からの緊急事態宣言時のやり場のない不安感。
緊急事態宣言解除後の6月から、夏場の第2波。9月以降落ち着きを取り戻したかに見えたが、11月以降の感染者の急増は、未だ収束の予想が絶たず、再び緊急事態宣言が出されるかもしれない。
◆冬休みになってから毎日、運動不足予防も兼ねて、朝方1時間程散歩をしている。
元旦の初日は今年も変わらずとても美しいものであった。風もなく穏やかな冬晴れの空の元、富士山もいつもより近くに見えた。
御来光に向かい、手を合わせる。大きく口を開けて、舌で太陽の陽を受ける。
手袋を外し、両手を太陽に大きく広げ、体全体で太陽jの熱を感じ取るように目をつむる。
◆元旦のこの日、当地の最低気温は氷点下6度を記録し、早歩きをして来たとはいえ、手先足先は既にがちがちにかじかんでいる。
それが、太陽の陽に照らされ、徐々に血が通い出すのを感じる。
◆仏教でいう大日如来は太陽神である。神話の世界でも、太陽の男の子がヒコ、太陽の女の子がヒメだという。太陽は私達全ての生命の源なのだ。
◆この太陽のエネルギーを私たちは大事にしなければいけない。自分を車に代えて、夢の目的地をナビで設定し、自動操縦するためには、太陽のエネルギーが必要だ。
太陽に感謝し、陽を十分に浴び、心にいつも太陽のエネルギーをイメージすることで、自動操縦はどこまでもパワフルに動き出す。太陽よありがとう!