~古民家・定年・集いの場~「やたいさんのコテツの部屋」

◆10年程前「私の夢:集いの場をどう作るか」というブログを行っていました。夢は達成されていませんが、これまで行ってきたことや、今後の取り組みなどを、時事的なものと絡めて記していきます。コ(古民家)テ(定年)ツ(集いの場)がキーワード。

◇「こみゅに亭」

このブログを始める前に実際に訪ねた「コミュニティ・カフェ」の報告をしておきたい。

秩父市の東町にある「こみゅに亭」は秩父鉄道のお花畑駅から徒歩5分。
江戸末期に秩父銘仙(絹)問屋だった建物を保存するために、地域の商店街
(特にお寺)が中心になりNPOを作り、食事、リサイクルショップ、地場産の
野菜等を置いている、地域の集いの場になっている。
ここは、秩父銘仙(絹)問屋の古い建物と蔵が合築した、資料的価値もある建物。
合築は他にもあまり例が無く、珍しいという。
食事も素朴な玄米入りと野菜を中心とした健康食である。(ランチ600円だったと思う)
入り口がもっと入りやすければ、「コミュニティ・レストラン」だけでも十分やっていけそう。
地域の歴史の中で、ずっと共に生活の中にあった公共物を再生し、生かすこと。
これは、コミュニティの中でのシンボルでもあり、地域の人々の「心」の共有感が核となっている。

地元のばあちゃんが2人が、お茶とタクアンでずっとおしゃべりに花を咲かせて
いたのが印象的だった。